2013/11/16

郊外への憧憬。

すごいね、今週3回目の更新です。
ブログ更新しようとすると長文になるからちょっと億劫なんですね。

今日はまさに久々に完全なるオフ、て感じでした。
最近はオフの定義がよくわからなくなっていて、
バイト行ってない日は夜に稽古があったとしてもオフの感覚です。
そんな中でも今日は完全なるオフ、一日何も予定無し。

油断していると一日寝て過ごしてしまうので、オフだけど目覚ましをかけ
9時には起床。
だらだら〜っとTwitterなどを見ていると…


「首都圏外郭放水路」の特別見学会が今週末に開催

という記事を発見。「ナ、ナンダッテ〜!?」という感じで
一気にテンションが上がり、そのまま春日部へ。



電車とかバスに揺られること2時間弱、到着。



カビ臭さというか、湿度の籠ったコンクリートの臭いというか、
スキーレンタルのお店の臭いというか…
独特な臭いの立ちこめる約100段の階段を下りていくと


いいね、この螺旋階段見上げる感じ。
上からも撮りたかったけど、監視員のおじさんが
「立ち止まって撮影しないでくださーい」と釘をさすので断念。
足下の明滅する水銀灯?もなんだかグッドな演出。



そして…


ドーン、と。

窮屈な感じのある階段室から一気に広い空間に出る瞬間は
思わずニヤついちゃいました笑
シャトルバスに揺られているときや地上では
一般開放日だけあって混んでるなー、と思っていたのですが
地下の巨大空間に降りてみたら広々。
人がいなかったら本当に神秘的な、地下巨大神殿な感じ。














近くで見れなかったけど、この立坑もいい感じ。
うーーん、たまらんね!
こうゆうとこでパフォーマンスとかやりたいです。

地上に還ってきますと、施設付随のグラウンドでお祭りが。
ちょっと遅めの昼食を屋台ですます。
グラウンドではよさこいのパフォーマンス。



日本人にはこうゆう「祭り」をベースにした身体性っていうのは
あるはずなんだよな、とか。
あと「ジャンプ」と「跳ねる」はニュアンスが違う感じがする。
「跳ねる」は日本的な感じというか、「地上的」なイメージ。
床へエネルギーを伝えて、跳ぶ感じ。
「ジャンプ」は西洋的というか、「天上的」なイメージ。
床へのエネルギーというより、ひたすら高く!なイメージ。
そんなことをハネトっぽい動きを見ていて思いました。
あとは中学生くらいになると学校で見る姿とは違うほんのりコスプレ感に
ドキッとするんやろなーとかどーでもいいことを思いながら見ていました。
OBの話を円になって休めの姿勢で聞いている姿を見たり、
ブルーシートを敷いてやんややんやしている姿などを見ていて
地元のお祭りの、小さな社会が垣間見える感じとかも面白かったです。

こういったローカルな感じのお祭りを見ていると
「郊外」っていいなー、と思う。
地域社会があって、そのなかでの上下関係や憧れ、みたいな物語が見えて。
よさこいを踊る地元のお兄さんに憧れて、男の子がよさこいを始める、とか
大漁旗を振るう地元のお兄さんの二の腕によって何かが目覚める、とか
お祭りで踊る、学校とは違う一面を見せる男子にドキッとする女子、とか。
最後のは完全に「鈴木先生」ですけども笑

東京生まれ東京育ちの自分にとってはあまり馴染みのない感じ。
そもそもそんな物語があるのか知らんけども、勝手な妄想。
でも故郷がある、ていうのはそうゆう物語を孕んでいたりして憧れますよ。
絶対に手に入れられないものですからね、自分には。



そんな春日部から電車一本で地元まで帰れてしまうのがなんだか不思議。
馴染みの無い土地から出る電車の行き先表示が
いつも使っている電車の行き先表示と同じというのはなんだか不思議。


途中渋谷で鞄と眼鏡を新調。
眼鏡は度が強いので2週間ほどかかるらしい。
ボロになった鞄は、7年近くの付き合いだったけども、さようなら。


そんなこんなで、久々に充実したオフ、でした。
それにしても郊外と椎名林檎の「無罪モラトリアム」の相性は最高だな、と
帰りに聴いていながら思いました。
このくらいの季節に、郊外のバス停とか駅で
ベースorギターを背負った女子高生がヘッドホンで聴いているイメージがある、
「無罪モラトリアム」というアルバムは。

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