2012/11/18

In other words…

11月ですね、早いものです。
光陰矢の如し、ってこうゆうのを言うのでしょうかね。
もう来年に向けてまっしぐらですよ。
先生方も走り出す、そんな季節になってまいりました。


最近何をしていましたかというと、
HPtwitterではお知らせさせて頂いておりました、
synapse公演「Intracellular Memories〜細胞の記憶 vol.4〜」に参加していたり、
バイトに明け暮れたり、観劇ラッシュだったり。
自分で予定した予定にヒーコラヒーコラしながらも淡々と暮らしています。

今日は「Intracellular Memories〜細胞の記憶 vol.4〜」の振り返りでも。

ダンスカンパニーsynapseは大学時代にダンスでお世話になった
玉川さやかさん、と
大学卒業後にダンステクニックの基礎を師事している
玉川みなみさん、
の玉川姉妹によるカンパニー。
今回お誘い頂き、公演に参加させて頂きました。

synapseはその今までの経験とは全く違うアプローチ、
「イメージ」や「感情」から始まる身体、というものでした。
ざっくり言うと。


正直「感情で踊る」とか「感情を作る」とか言われてしまうと、
ちょっと引いてしまう部分が自分にはあって、
最初はなかなか大変でした。
おそらく「感情」という言葉に対してコンプレックスというか、
畏敬の念というか、軽々しく扱いたくない、というのがあったのでしょうね。
でも稽古時間の半分近くは語り合い、みたいな稽古を重ねていくなかで
そういった考えは変わりましたね。
というか、実は今までやってきたことや自分が興味もっているところと
変わらないんじゃないかな、ということに終わってから気がつきました。

ただそれをどう言葉で表現するのか、っていうこと。

人によってはそれを「感情」と言うだろうし、
またある人は「エネルギー」と言うだろうし、
また別の人は「イメージ」や「質感」とも言うのかもしれない。

そのことをどう表現するか、って言うのが面白いところ。
その表現の仕方がその人は何を見ているのか、何に興味をもっているのか、
って言うことに繫がるような気がした。
個人的には「感情」と言われてしまうと引いてしまう部分があったり、
でも逆に「感情」と言われた方が腑に落ちる人もきっといるんだろうな。
そんなことを思ったものです。


そしてついつい忘れがちだけども、
ダンサーは振付家の思いを背負っている、ということ。
そんなことを改めて思わされました。
だからそれに応えられる身体で、頭で、心であることが
良いダンサーには必要なんだろうなぁと思います。


大学卒業して4年目、色々と経験させて頂いたり学んで行っている中で、
ひとつの集大成というか、良いタイミングで関わらせて頂いた公演だな、と
心底思っています。
誘って頂いたさやかさんに、そして一緒に踊ってくださったみなみさんに、
感謝多謝でございます。
公演終わってからダダダーッと2週間経ってしまって、
色々思ったりしてまとめとこうかなー、と思いつつも機会を逃し、
でもなんだか強く残っていることはそんなところです。


もっと頑張らにゃね。