2011/06/12

3ヶ月。

東日本大震災から今日で3ヶ月。

死亡     15,405人
行方不明      8,095人
避難     90,109人
(警視庁まとめ 6月10日現在)

今日はずいぶんとにぎやかに各地でデモがあったみたいです。
自分も渋谷でデモを見かけました。
でも何か違和感を感じずにはいられませんでした。
なにか「狂気」というか、切迫したものが感じられず、
どこか他人事で表層をすべっていくような感覚。

結局「当事者」ではない、ということを無意識的に感じているのかもしれません。

「被害者」ぶって声を荒げることはたぶんできる、けど何か違和感。
震災当日も東京にいなかったし、東京に戻ってきたときは街は暗かったりしたけど
とくに変わらずな、耐え難い非日常ではない日常が続いていて、
テレビの向こうからは被災地の映像が流れてくるけど、現実味がない。

今までとくに震災に対して自発的に何かアクションを起こそうということはとくになく、
状況を見守り続け、考え続けることをしようと思っていましたが
何か今回の震災に対して「体験」すべきなのかな、と最近思っています。

今朝のラジオで永さんが今新聞に出ている被災者数の情報というのが
いつ載らなくなるのか、それが注目すべき点だ、というようなことを言っていました。

風化していくということと、風化させていくということ。
風化させるべきことと風化させないべきこと。
そのへんを見極めるべく、なにか「体験」すべきなのかなぁと考え中。

0 件のコメント:

コメントを投稿