2015/05/26

次を思うということ。

もう、ブログの更新が久々すぎて。
色々書く内容はあったはずなのに。弁解の余地無し。

さて、約3ヶ月ぶりの更新になりますが…
間に色々ありました。

まずは5月に大人少年で「出口なし」フェスティバルに参加していました。
サルトルの「出口なし」という戯曲をもとに10団体が
演劇やらダンスやらパフォーマンスで参加するというフェスティバルでした。
今回は3人の身体表現と、3人の戯曲を基にした言葉を発するパートに分け、
第3者に語られる人物像、貼付けられるレッテル、イメージみたいなものを
演出的なテーマにして取り組みました。

リハ段階で「これ、言葉要らないんじゃない?」とか
「言葉で説明するのって野暮ったいなー」とか思いましたが、
掲げた演出的テーマが戯曲的にも繫がると思い、貫いてみました。
結果としては色々なご意見ご感想頂きましたので、次に活かしたいかな、と。

そして、つい昨日ですが二子玉川でのGRINDER-MANのパフォーマンス
「MORE MORE」が終了しました。
前回の「ZETTAI RED」に引き続き今回はアシスタントとしての参加でしたが
色々楽しかったです。
GRINDER-MANの作品に出演者としてではなく、アシスタントとして参加する
やり方がなんとなく見えてきたかな、という感覚でした。
演出家の言葉を翻訳というか、出演者に伝えるうえで
噛み砕くみたいなポジションなのかもな、と。個人的には、ですが。


そんなことを色々していた3ヶ月ですが、「言葉」の難しさみたいなものに
向き合わされた3ヶ月だったように思います。
サルトルの戯曲を身体表現として上演する、ということもそうなのですが
観客になにを伝えるか、出演者と何を共有するか、ということも含めて。
自分は口下手なのでそのへんも含めて課題だな、と。

そして共通言語というものの強さってあるな、と思いました。
先ほどのアシスタントの話と繫がる部分ではあるのですが、
「つうかあ」で通じるものっていうのはなかなか言語化しずらかったり、
逆にそこに甘えてしまう部分があったりするのかな、と。

とまぁ、色々あった3ヶ月でした。

とりあえずもう年内は作品を作る予定は無いので、
作品に出演するという部分も含めて、インプットを頑張る半年にしようかと。
義理とか繫がりに縛られすぎずに、自分の中のギアを上げる。
これをちょっと今後の目標にしようかと。
年齢も年齢ですし、パキッとやるところはやろうかな。

……え、てかもう2015年半分終わるの?


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